これまで、弊社で請けた仕事やその時期に利用している技術にあわせて、いろいろな雑誌に執筆してきました。現在の堅い仕事ばかりの業務内容から考えると、違和感があるものも多いかと思いますが、それもまた歴史のひとつであると思い、創立20周年を機に、ホームページでご紹介することに致しました。
お取引先の方々、そしてこれから弊社と取引をしようと考えている方々におかれましては、呆れず笑ってご覧頂ければ幸いです。
2010年6月 代表取締役 古賀直樹
電脳仕事人養成塾
ガバナンス(2001年5月号〜2002年1月号) 株式会社ぎょうせい ガバナンスという雑誌は、自治体向けの情報誌です。当時、横須賀市役所で毎年開いていた職員向けのITセミナーが好評であったこともあり、セミナーなどでお話していた内容を自治体職員向けに書いて欲しいということで始めた連載です。 横須賀市情報政策課監修という形になっており、私の書いた原稿記事に、情報政策課課長(当時)の廣川聡美氏が市役所における現実的なコメントを別枠として付け加えることで、ITコンサルタントからの意見と自治体の現場からの意見を誌面上で融合するという少し変わった形の方式を取っていました。全9回。 |
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電子自治体のIT戦略ソリューション
ガバナンス(2002年3月号〜2003年4月号) 株式会社ぎょうせい 電脳仕事人養成塾の連載が内容的に一段落し、次に自治体におけるIT利用におけることがらを、ITコンサルタントという立場から毎月さまざまな角度から執筆したものです。電脳仕事人養成塾の連載に引き続き、廣川聡美氏にコラムを追記して頂きました。全14回。 |
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Webグループウェアの真価 サイボウズOffice3
Windows 2000 PRESS #2(2000年5月) 技術評論社 グループウェアというものが多くの企業で使われ始めた時期に、急速にシェアを伸ばしていたサイボウズOffice3の機能全体を22ページに渡り執筆したものです。 細かな内容やコンセプトを伺うために、サイボウズ株式会社の本社がまだ大阪にあった頃に訪問し、現在の代表取締役青野慶久氏(2010年6月時点)に取材させて頂きました。 |
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執筆当時の弊社では、小規模のシステム開発でAccessを利用することが多く、業務システム構築に必要な実用的なスキルが数多く蓄積されていました。また、お客様の方でも、Excelでは実現困難な社内処理を自分たちの手でAccessで実現するということが増えてきていたこともあり、私たちの持っているAccessの知識を整理して、読者の方にご提供しようというコンセプトで始めたのがこの連載です。 内容としては、Accessというソフトウェアの多機能や簡単さをうたうものではなく、真っ正面からデータベースとして利用した場合のシステム構築手法を紹介しようと考えていました。 なお、当初は全5回を目処に執筆を開始しましたが、残念なことに雑誌自体が休刊となってしまったことで、連載も第2回をもって終了してしまいました。この頃は「Windows 95バブル」と呼ばれたコンピュータ関連書籍のバブルが終焉を迎え、雑誌の休刊がとても多い時代でした。 |
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OFFICEの魔法使い
The BASIC(1997年2月号〜1997年7月号) 技術評論社 企業内でひとり1台のコンピュータ利用が増えてきた頃、やはりWord、Excelを中心としたOfficeアプリケーションの活用が最初の課題となっていました。 弊社ではマイクロソフト社のWindowsやOfficeアプリケーションの販売プロモーションをお手伝いしていたこともあり、Office(特にExcel)の“利用方法のネタ”は、それこそ何時間のセミナーでも可能なほど蓄積されていました。 そこで、この連載では、これらのOfficeアプリケーションの便利な使い方や効率的な操作方法を楽しく学ぶことを目的として、さまざまな操作をクイズ形式で紹介しました。最初はExcelで開始して、連載が続けばWordやPowerPointなども取り上げる予定でしたが、その前に雑誌が休刊になってしまい、結局はExcelだけで終わってしまいました。楽しい企画であっただけに残念でした。全6回。 |
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当時は小中学校におけるコンピュータ教育が始まったばかりの頃であり、学校や教育委員会ではどのように教育を行うのかといった議論が活発でした。中学校ではコンピュータそのものを学習する(つまり、簡単なプログラミングを行ったり、ワープロソフトなどの使い方を学習したりする)ことが一般的でしたが、小学校ではお絵かきソフトなどを使った創造的な学習(図工や美術の時間への導入)に利用されることが多かったようです。 この本に執筆した内容は、そのような状況下における先生方へのヒントとして、子どもたちにとって身近なものであるゲームを作る課程を簡単に説明したものです。 なお、記事のタイトルは、その頃、子どもたちに将来の夢というアンケートを取ったときに“ゲームを作る人”という回答が多かったことから付けたものです。簡単に言ってしまうと、子どもたち自身も“ゲームを作る人”というのがいったい何をする人たちなのかが分かっていなかったというわけです。そこを逆手にとって、子どもたちに多くのことに興味を持ってもらったらどうでしょうかということを先生方に提案した記事です。 今読み直すと、タイムスケジュールの例の開発期間が非常に短いところに時代を感じます。本書が発行された1994年11月と言えば、ソニーのプレイステーションが発売される1ヶ月前のことであり、まだゲームがマルチメディアに対応していない頃の話です。ちなみに、パソコンでマルチメディアという言葉がはやったのもちょうどこの時期のことです。 |
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おとんとおかんのエクセル劇場
MacJapan(1994年5月号〜1995年1月号) 技術評論社 その前に連載していた「Excelによる家庭内システム構築のススメ」をMacJapanの新創刊にあわせてリニューアルしたものです。楽しいキャラクタを使いながら、Excelによる様々なシートの作成方法を紹介しました。 誌面を飾るちょっとシュールなイラストが毎回すばらしい出来で、読者からの評判もとても良かったようです。そのため、連載途中の1994年10月号では、その独特の雰囲気のまま雑誌の巻頭カラーを飾るという快挙も成し遂げました。全9回。 |
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Excelによる家庭内システム構築のススメ
MacJapan Active(1994年2/3号〜1994年4/3号) 技術評論社 「おとんとおかんのエクセル劇場」の前にやっていたExcelの連載です。改めて読み直すと「おとんとおかんのエクセル劇場」に比べると、何となくはじけきっていないところがもどかしい感じがします。全3回。 |